2016年12月21日水曜日

CSJ化学フェスタ 学生ポスター発表賞

第6回CSJ化学フェスタにおいてM2の渡邉さんが最優秀ポスター発表賞をM2の赤沼さんとM1の郡君が優秀ポスター発表賞を受賞しました。おめでとうございます!


2016年12月17日土曜日

化学工業日報「樹状高分子を結合」

「デンドリマーを原子に見立てて重合する」研究について化学工業日報(平成28年12月16日)6面に関連記事が掲載されました。
化学工業日報 (2016年12月16日)

2016年12月8日木曜日

日経産業新聞「樹枝状構造の分子結合」

「デンドリマーを原子に見立てて重合する」研究について日経産業新聞(平成28年12月8日)8面に関連記事が掲載されました。
化学工業日報 (2016年12月8日 8面)

2016年12月3日土曜日

研究成果がScience Adv.誌に掲載

M2の戸張さん、卒業生の平林さん、大竹さん、妻鳥さんがフロンティア材料研究所の真島先生、東先生と行った「デンドリマーを原子に見立てて重合する」研究がScience Advances誌に掲載されました。

2016年12月2日金曜日

二価/四価の金属を貯蔵する原子模倣デンドリマーの重合

K. Albrecht, Y. Hirabayashi, M. Otake, S. Mendori, Y. Tobari, Y. Azuma, Y. Majima, K. Yamamoto
Science Adv. 2016, 2, e1601414.
フェニルアゾメチンデンドリマー(DPA)は、ボーア原子のアナログである層ごとの電子密度勾配を持ち、原子模倣を実現している。この電子対模倣と組み合わせることで、原子模倣デンドリマーの重合が達成された。模倣する原子の原子価はデンドリマーの化学構造を変えることで制御された。二価原子を模倣することで一次元(1D)ポリマーが得られ、平面四価原子を模倣することで二次元(2D)ポリマーが得られた。これらのポリ(デンドリマー)ポリマーは、未占有軌道にルイス酸(SnCl2)を貯蔵できるため、これらのポリ(デンドリマー)ポリマーが一連のナノコンテナで構成されていることを示している。

Polymerization of a divalent/tetravalent metal-storing atom-mimicking dendrimer

The phenylazomethine dendrimer (DPA) has a layer-by-layer electron density gradient that is an analog of the Bohr atom (atom mimicry). In combination with electron pair mimicry, the polymerization of this atom-mimicking dendrimer was achieved. The valency of the mimicked atom was controlled by changing the chemical structure of the dendrimer. By mimicking a divalent atom, a one-dimensional (1D) polymer was obtained, and by using a planar tetravalent atom mimic, a 2D polymer was obtained. These poly(dendrimer) polymers could store Lewis acids (SnCl2) in their unoccupied orbitals, thus indicating that these poly(dendrimer) polymers consist of a series of nanocontainers.