2023年12月21日木曜日

今岡准教授が日本化学会第41回学術賞を受賞

今岡享稔准教授が日本化学会第41回学術賞を受賞しました。

受賞題目:電子顕微鏡を用いた原子クラスターの直接観察による動的構造の解明

※写真は2024年3月の日本化学会春季年会で行われた表彰式にて

2023年12月1日金曜日

第13回 CSJ化学フェスタで受賞

第13回 CSJ化学フェスタにてAugieさんがCSJ化学フェスタ賞、本庄さん、大黒さん、村松さん、成田さん、飯塚さんが優秀ポスター賞を受賞しました。おめでとうございます!
  • Augie Atqa (D3) Mechanistic study of CO2 hydrogenation at room temperature and atmospheric pressure enabled by ultra-small subnanoparticles
  • 本庄 紗季 (M2) 透過型電子顕微鏡を用いた多元合金サブナノクラスターの直接観察
  • 大黒 諒 (M2) 電子顕微鏡を用いた原子ダイナミクスの直接観察による金属クラスターの動的構造解明
  • 村松 央教 (D3) デンドリマー錯体から合成したチオール保護 Auクラスターにおけるデンドリマーの効果
  • 成田 侑亮 (M2) メタロペプチドの固相合成とクラスターへの変換
  • 飯塚 忠寿 (D2) 鉄-貴金属サブナノ粒子の合成と電極触媒評価
太字はCSJ化学フェスタ賞 (最優秀ポスター賞)




2023年10月16日月曜日

R5学長杯ソフトボール大会に参加

10月7日に大岡山グラウンドで開催されたR5学長杯ソフトボール大会に研究室(山元アトムハイブリッヅ)として参加しました。

1回戦でTeamかずや(益学長のチーム)に敗れたものの、エキシビションマッチや懇親会を通して、研究室の垣根を超えて交流を深めることができました!

2023年9月23日土曜日

今岡准教授が令和5年度 錯体化学会学術賞を受賞

 今岡准教授が令和5年度錯体化学会学術賞を受賞しました。

受賞題目:電子顕微鏡による金属クラスターの動的配位構造の研究




2023年9月11日月曜日

アトムハイブリッドシンポジウム(一般公開)のご案内

JST ERATO山元アトムハイブリッドプロジェクトでは、これまで世界に先駆けて独自に開発してきた精密に金属を集積する手法をさらに発展させ、未開拓の物質群であるサブナノサイズで原子数の制御されたサブナノ金属粒子および、異なる複数の元素を原子単位で精密に配合したサブナノヘテロ金属粒子を創製し、新しい次世代機能材料を生み出すことを目指しました。
具体的には、ポテンシャル勾配を持つ高分子構造体(デンドリマー)を利用し、同一もしくは異種の元素を原子数単位で精密に配合したサブナノ粒子の合成法(アトムハイブリッド法)を確立し、この方法により誕生した新規サプナノ粒子の化学・電磁特性などを解明し、革新的な次世代機能を追求してまいりました。
本プロジェクトは2016年度に発足し今年度が最終となります。本プロジェクトの研究者に加え、第一原理計算、分子分光学、光化学や医療の異分野で活躍している研究者も招待して、シンポジウムを開催いたします。
日時:  2023年10月31日(月) 13時~17時半
会場:  東京工業大学 すずかけ台キャンパス S8棟レクチャーホ-ルhttps://www.titech.ac.jp/0/maps/suzukakedai#poi8
入場料:無料
参加申込:https://www.t2form.titech.ac.jp/sv/615571?lang=ja



2023年8月26日土曜日

超小型Mo–Ptサブナノ粒子が室温および常圧でのCO2水素化を可能にする

A. Atqa, M. Yoshida, M. Wakizaka, W. Chun, A. Oda, T. Imaoka, K. Yamamoto
Chem. Commun. 2023, 59, 11947-11950.

部分的に酸化された二金属Mo–Ptサブナノ粒子(Mo4Pt8Ox)を紹介する。これは、室温および常圧で熱駆動によるCO2の水素化をCOへと実現する。機構的な研究により、CO2活性化から触媒再活性化までの反応の完全な触媒サイクルが説明された。DFT計算は、Moとの合金化がCO吸着を弱めることで活性化障壁を低くすることを明らかにした。この発見は、低エネルギーでのCO2変換の第一歩となる可能性がある。

Ultra-small Mo–Pt subnanoparticles enable CO2 hydrogenation at room temperature and atmospheric pressure

We present a partially-oxidised bimetallic Mo–Pt subnanoparticle (Mo4Pt8Ox) enabling thermally-driven CO2 hydrogenation to CO at room temperature and atmospheric pressure. A mechanistic study explained the full catalytic cycle of the reaction from CO2 activation to catalyst reactivation. DFT calculations revealed that alloying with Mo lowers the activation barrier by weakening the CO adsorption. This finding could be a first step for low-energy CO2 conversion.

2023年8月14日月曜日

第57回有機反応若手の会で受賞

第57回有機反応若手の会にて飯塚君が最優秀ポスター賞(CSJ賞)を受賞しました。おめでとうございます!



2023年6月5日月曜日

B. Filipさんのウェルカムパーティ

B. Filipさんが短期の留学生として当研究室に加わり、ウェルカムパーティを行いました。



2023年5月22日月曜日

原子分子ダイナミクスと化学反応駆動のシンポジウム(一般公開)のご案内

触媒とは、化学反応において自身は変化しないが、反応速度を変化させる物質とされます。しかし、この「自身は変化しない」という定義は、近年生み出されている新しい触媒材料には当てはまらなくなってきています。学術変革領域(B)「反応駆動学」は、こうした既存概念を刷新し、カーボンニュートラルの実現など社会的要請に応える新しい学問の確立を目指して、2022年度に発足しました。現在求められているのは、活性点やその周辺のダイナミクスを原子/分子レベルで明確にし、これを理解した上での材料設計への還元です。本領域の研究者に加え、物質や反応のダイナミクス、複雑な現象の理解に貢献するデータサイエンスの分野で活躍している研究者も招待して、シンポジウムを開催いたします。

日時:  2023年6月19日(月)  13時~18時

会場:  東京工業大学 大岡山キャンパス 蔵前会館 ロイアルブル-ホ-ル

     http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/access/index.html

入場料:無料

参加申込:https://www.t2form.titech.ac.jp/sv/424852?lang=ja

2023年4月3日月曜日

2023年度スタート


2023年度、新入生8名(M1:6名, B4/研究生:2名)が新たに加わりました。

森合助教が着任、塚本助教が東京大学生産技術研究所講師として栄転しました。

2023年3月23日木曜日

山元教授が第75回日本化学会賞を受賞

山元公寿教授が第75回日本化学会賞を受賞しました。

受賞題目:精密サブナノ粒子の創製に関する研究

2023年1月6日金曜日

研究室紹介ビデオ

[ 原子をまぜる ] 山元公寿(化学生命科学研究所/アトムハイブリッドマテリアル研究ユニット) 

当研究室の研究紹介ビデオがYouTubeのTokyoTech IIRチャンネルで公開されています。ぜひご覧ください。