2015年12月21日月曜日

Pacifichem2015に参加

研究室M2以上のメンバーでハワイホノルルで5年に一度開催されるPacifichemに参加、研究成果の発表をしてきました。

2015年12月1日火曜日

分子科学討論会ポスター賞受賞

9月16~19日に行われた第9回分子科学討論会にてM2の小泉君がポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。

2015年10月1日木曜日

冨中悟史先生講演会

冨中先生(物材機構 MANA)にご講演いただき、二体分布関数(PDF)を中心とした最先端の無機構造解析、および関連した無機材料開発についてわかりやすく解説いただきました。 


2015年9月18日金曜日

JSTさきがけに採択されました

(独)科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業 (さきがけ:超空間制御と革新的機能創成領域)に、今岡准教授の研究提案「デンドリマー超空間によるクラスター形状誘導と機能創出」が採択されました。2015年10月より研究がスタートします。

2015年9月7日月曜日

北上修先生講演会

北上先生(東北大多元研)にご講演いただき、磁性ナノ材料の基礎から最先端の磁気記録材料の開発、磁性材料という視点で見た白金の位置づけなど、幅広い話題についてわかりやすく解説いただきました。

2015年8月21日金曜日

真島和志先生講演会

真島先生(阪大院基礎工)にご講演いただき、触媒の活性を低下させる配位性の塩を発生しない画期的な化学還元法と、それを活用した最新の研究についてわかりやすく紹介いただきました。

研究成果が各所で取り上げられています

Angew. Chem.に掲載された研究がnanowerkChemistryViews等の海外サイトで相次いで取り上げられています。同雑誌に掲載された論文の中でもTop 5%の反響を集めています。

2015年8月17日月曜日

科研費-基盤研究(S)に採択

基盤研究S「精密無機合成を基盤とする超原子の創成と機能解明」(研究代表者:山元公寿 研究期間:平成27-31年度)が採択され、5年間の研究がスタートしました。

2015年8月11日火曜日

Angew. Chem.誌のFrontispiece掲載

卒業生の北沢君 (現:東大で研究員) が行った、デンドリマーで精密合成した白金粒子の構成原子数と触媒活性に関する研究がAngew. Chem.誌 (International Edition含) に掲載され、口絵 (Frontispiece) に採用されました。

2015年8月7日金曜日

科学新聞「原子19個の白金粒子…」

白金クラスターの原子数と触媒活性についての研究内容が科学新聞(2015年8月7日)に掲載されました。

2015年7月29日水曜日

鉄鋼新聞「白金粒子の最適原子数発見」

白金クラスターの原子数と触媒活性についての研究内容が鉄鋼新聞(2015年7月29日版 5面)に掲載されました。

2015年7月17日金曜日

ヤングサイエンティスト講演賞受賞

アルブレヒト助教が高分子学会関西支部よりヤングサイエンティスト講演賞を受賞し、第61回高分子研究発表会(神戸)にて講演を行いました。
高分子学会関西支部 ヤングサイエンティスト講演賞
アルブレヒト 建 (助教):剛直樹状高分子のポテンシャルプログラミングと応用展開

2015年7月15日水曜日

Finding the Most Catalytically Active Platinum Clusters With Low Atomicity

T. Imaoka, H. Kitazawa, W. Chun, K. Yamamoto
Angew. Chem. Int. Ed. 2015, 54, 9810-9815.

最も高い触媒活性を持つ白金クラスターの発見

サブナノメートルスケールでは、金属クラスター内のわずか一原子の差異により電子的および幾何学的配置に起因する触媒活性の変化を引き起こす可能性がある。本論文では、極めて小さい原子数、特に20未満の白金クラスターの構成原子数特異的触媒活性を報告している。クラスターの原子配置構造は、大きなナノ粒子で一般的な面心立方格子(fcc)とは全く異なる。そのような小さなクラスターについての電気化学的な検討からは、原子数が12〜20の範囲において、Pt19が最も触媒的に活性であることが明らかになった。

On a subnanometer scale, an only one-atom difference in a metal cluster may cause significant transitions in the catalytic activity due to the electronic and geometric configurations. We now report the atomicity-specific catalytic activity of platinum clusters with significantly small atomicity, especially below 20. The atomic coordination structure is completely different from that of the larger face-centered cubic (fcc) nanocrystals. Here, an electrochemical study on such small clusters, in which the atomicity ranged between 12 and 20, revealed Pt19 as the most catalytically active species. In combination with a theoretical study, a common structure that leads to a high catalytic performance is proposed.

2015年6月9日火曜日

高分子学会優秀ポスター賞

5月27-29日に行われた高分子学会の年次大会にてM2の妻鳥君が優秀ポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。

2015年4月2日木曜日

論文のBackcover掲載

デンドリマーの自己集合によるメソスケールパターン形成に関する論文がMacromol. Rapid. Commun.誌に掲載され、裏表紙 (Backcover) に採用されました。

2015年4月1日水曜日

電気化学測定装置:ALS660他 (CHI)


CVをはじめRDVやRRDV、DPVなど色々な測定方法があります。同様の装置が研究室に5台配備されています。

発光量子収率測定装置:PL量子収率測定装置 (HAMAMATSU)


積分球型の発光スペクトル測定装置です。光子の数を正確に測定することによって、発光の量子収率を一発で測定することができます。
物質・デバイス領域共同研究拠点(施設・設備利用)対応

等温滴定カロリメーター:VP-ITC (Microcal)


化学反応で放出吸収される反応熱をプローブに滴定実験を行うことで、特に会合体の形成反応について、会合定数やエンタルピー、エントロピー変化を一回の測定で正確に求めることができます。
物質・デバイス領域共同研究拠点(施設・設備利用)対応

紫外-可視-近赤外分光光度計:UV-3600 (SHIMADZU) 等


滴定実験から会合定数や錯形成のメカニズムを探ったりすることが出来る主力装置です。すべて、セルの温度を一定に保つことが出来る恒温装置が備わっています。

単結晶構造解析装置:R-AXIS RAPID (リガク)


単結晶構造解析装置です。高速でデータ取得ができるイメージングプレート型で、液体窒素温度まで結晶を冷却できる装置も組み込まれています。

有機合成装置:PPS-5510 (EYELA)等


複数の反応を並行して行うことができるパラレル合成装置です。デュアルラインを使ったガス置換ができ、雰囲気や温度を制御した条件検討の他、金属ナノ粒子(クラスター)のバッチ合成にも使用できます。

分取HPLC:LC-908-C60等 (日本分析工業) 計4台


分子をサイズでふるい分けします。デンドリマー合成には欠かせません。クロロホルム用、THF用、大量分取用など異なる役割の分取HPLCが計5台配備されています。

HPLC & Tri-SEC:LC-10AP (SHIMADZU)とTDA302 (Viscotek)


高分子分析では必須の分子量分布を計測することができます。さらに、粘度、光散乱、屈折率の検出器を組み合わせることによって絶対分子量や流体力学半径などのパラメータも求めることができます。

2015年3月28日土曜日

研究室同窓会を開催

17周年を迎える本年も、都内で山元研究室同窓会を開催しました。年度末で、日本化学会の会期中にもかかわらず遠方からも多くの卒業生にご参加いただき、ありがとうございました。

2015年3月5日木曜日

Carbazole Dendrimers as Solution-Processable Thermally Activated Delayed-Fluorescence Materials


K. Albrecht, K. Matsuoka, K. Fujita, K. Yamamoto
Angew. Chem. Int. Ed. 2015, 54, 5677-5682.

溶液塗布可能な遅延蛍光材料としてのカルバゾールデンドリマー


Recently, thermally activated delayed fluorescence (TADF) materials have received increasing attention as effective emitters for organic light-emitting diodes (OLEDs). However, most of them are usually employed as dopants in a host material. In this report, carbazole dendrimers with a triphenyl-s-triazine core are reported, which are the first solution-processable, non-doped, high-molecular-weight TADF materials. The dendrimers were obtained by a new and facile synthetic route using the tert-butyldimethylsilyl moiety as a protecting group. All dendrimers showed TADF in toluene. Measurements of the temperature-dependent luminescence lifetime revealed that spin-coated neat films also showed TADF with moderate quantum yields. OLED devices incorporating these dendrimers as spin-coated emitting layers gave external quantum efficiencies of up to a 3.4 %, which suggests that this device is harvesting triplet excitons. This result indicates that carbazole dendrimers with attached acceptors are potential TADF materials owing to their polarized electronic structure (with HOMO–LUMO separation).

2015年2月23日月曜日

研究室説明会を開催します

2016年度修士課程入学希望者向けの化学環境学専攻の説明会に合わせて、下記の日程で研究室公開を行います。
3/7(土), 3/28(土), 4/18(土), 5/15(金), 5/16(土)
【内容】
  • 研究室説明会 (研究内容・成果等の紹介)
  • 研究室見学ツアー
  • 研究室配属相談会 (個別質問)
上記日程の都合が悪い方にも、研究室見学は個別対応も歓迎しますので、ご遠慮無く連絡ください。

2015年2月16日月曜日

修論中間発表会でベストポスター賞

1月23日に行われた化学環境学専攻の修論中間発表会にてM1の小泉君がベストポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。

2015年2月3日火曜日

藤田先生、宮崎先生講演会

藤田先生(九大先導研)、宮崎先生(産総研)をそれぞれ講師としてお招きし、講演会を開催いたしました。藤田先生には新しい有機薄膜化手法を用いた素子作製について、宮崎先生にはクラスター化合物の構造や理論計算について分かりやすく解説いただきました。